https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001163.000000120.html

概要

ベネッセは、小学生とその親向けに「自由研究お助けAI」サービスを2023年7月25日から無償提供を開始。安心・安全に配慮し、Microsoftの「Azure OpenAI Service」をベースに開発された生成AIです。小学生の興味関心の広がりと思考力向上を目指し、自由研究のアイデアやテーマ提案を行います。利用には保護者の承認が必要で、不適切な内容の回避や情報リテラシーの学習も含まれています。

特徴

  • 課題・導入経緯
    • ベネッセが独自に小学生親子に行った「ChatGPTの利用に関する意識調査」では「ChatGPTを利用してほしくない」と考える保護者も一定数存在しており、その約半数が「自分で考えなくなりそうだから」といった思考力低下に関する懸念を持っていることが明らかに
    • そこで「進研ゼミ小学講座」は、小学生向けに安心・安全に配慮し、子ども自身の思考力の向上や興味関心を広げるため、夏休みの自由研究をテーマに、ベネッセが学習向けに独自にカスタマイズした生成AI「自由研究お助けAI」を開発
  • 実装・開発方法
    • Microsoft社の「Azure OpenAI Service」をベースに、入力内容を再学習に利用しない方式で提供
    • 企画部門と開発部門が密に連携して開発
  • 効果(または見込み)
    • 利用者の8割を超えるユーザーから自由研究の役に立ったと回答
    • システムの不具合も報告されず

参考リンク