https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/08/23/14.html
概要
東京都は、約5万人の都職員に対して対話型AI「ChatGPT」の業務利用を解禁しました。2023年8月23日から開始され、文章の要約やキャッチフレーズ作成などに利用されています。利用ガイドラインには個人情報や機密情報を入力しないよう定められており、都はChatGPTを利用して得られる新たなアイデアや都民サービスの質向上に期待しています。
特徴
- 課題・導入経緯
- 東京都では、4月にデジタルサービス局内に検討プロジェクトチームを設置し、文章生成AIの利活用について議論を重ねてきた
- 8月からは文章生成AIを共通デジタルツールとして全局に導入
- 併せて職員向けに「文章生成AI利活用ガイドライン」を公開
- 実装方法
- Microsoftの「Azure OpenAI Service」を利用し、職員が業務で活用するためのより安全な利用環境を共通基盤として整備
- 効果(または見込み)
- 行政サービスの質を高め、都政のQOS(Quality of service)向上につなげる
参考リンク
- 東京都 職員のChatGPT利用を解禁
- 「文章生成AI利活用ガイドライン」の策定について